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日本憲政史

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  • サイズ A5判/ページ数 218,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130301473
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C3031

内容説明

幕末、明治、大正、戦前昭和の70余年の日本近代史を、憲政史の視点から通観する。

目次

序章
第1章 幕末議会論―土佐要因と薩摩要因
第2章 幕末議会論と大阪会議
第3章 明治一四年の政変
第4章 明治憲法体制の発足
第5章 大正デモクラシーと「憲政」
第6章 政党内閣体制の展開とその限界
第7章 危機の中の「憲政」
第8章 天皇機関説的独裁か天皇主権説的憲政常道か
第9章 合法ファッショ、協力内閣、人民戦線
終章 戦前憲政史の終幕

著者等紹介

坂野潤治[バンノジュンジ]
1937年横浜に生れる。1963年東京大学文学部国史学科卒業。1968年東京大学大学院人文科学研究科博士課程を中退。東京大学社会科学研究所教授、千葉大学法経学部教授を経て、東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Ucchy

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幕末の議会論から大阪会議体制、明治憲法制定、大正期の議院内閣制の確立、昭和前期の政党政治の後退、日中戦争ともに翼賛議会化して終焉。憲法制定までの幾度もの挫折(戊辰戦争、大阪会議体制崩壊、明治十四年の政変)、交詢社憲法草案は議院内閣制を定めていた、明治憲法の多くは交詢社案のパクリだった、犬養は親軍なのに青年将校に暗殺された、など興味深い話が多い。満州事変以降軍部を抑えるために「協力内閣」構想や宇垣首班構想などあったが上手く行かなかった。憲法の立体的な学習に役立つ。現代の政治についても考えさせられる。2023/01/08

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