製糸同盟の女工登録制度―日本近代の変容と女工の「人格」

製糸同盟の女工登録制度―日本近代の変容と女工の「人格」

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  • サイズ A5判/ページ数 456,/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784130260497
  • NDC分類 639.021
  • Cコード C3021

出版社内容情報

女工登録制度の成立から破綻までの過程を辿るなかで女工の人格的成長と抵抗の実態を明らかにし,さらに「家」や工場世界の歴史的変化を分析することにより,「近代」社会から「現代」社会への移行という戦前日本社会の巨視的変遷の意味を提示する.

目次

第1章 製糸同盟の女工登録制度
第2章 「近代」的労働市場の変容と製糸女工
第3章 「近代」的生産過程の変容と製糸女工
第4章 登録制度廃止と女工の「人格」
補論(等級賃銀制の「解体」―女工の勤続、「能力」、賃銀決定;明治20~30年代の「労働力」の性格に関する試論)