目次
中国近代外交へのまなざし
第1部 「夷務」の時代(清代の通商秩序と互市―清初から両次アヘン戦争へ;日清関係の転換と日清修好条規;隣国日本の近代化―日本の条約改正と日清関係)
第2部 「洋務」の時代(在外領事像の模索―領事派遣開始前後の設置論;在外公館の伝統と近代―洋務時期の在外公館とその人材;中華帝国の近代的再編―在外華人保護論の台頭をめぐって)
第3部 「外務」の時代(韓国の独立と清朝の外交―独立と自主のあいだ;外務の形成―外務部の成立過程)
著者等紹介
岡本隆司[オカモトタカシ]
1965年生まれ。1993年京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。現在、京都府立大学文学部准教授。主要著作:『近代中国と海関』(名古屋大学出版会、1999、大平正芳記念賞受賞)、『属国と自主のあいだ―近代清韓関係と東アジアの命運』(名古屋大学出版会、2004、サントリー学芸賞受賞)など
川島真[カワシマシン]
1968年生まれ。1997年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。現在、東京大学大学院総合文化研究科准教授。主要著作:『中国近代外交の形成』(名古屋大学出版会、2004、サントリー学芸賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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