シャルダン『イスファハーン誌』研究―17世紀イスラム圏都市の肖像

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シャルダン『イスファハーン誌』研究―17世紀イスラム圏都市の肖像

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  • サイズ B5判/ページ数 413p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784130210584
  • NDC分類 226.3
  • Cコード C3022

出版社内容情報

フランス人旅行家シャルダンは,ペルシアについて膨大な記録を残し,その著作は18世紀のフランス啓蒙主義者たちにも大きな影響を与えた.本書は原書の邦訳と注釈をもとに,当時のサファヴィー朝の都イスファハーンについて詳細な記録を写真等により再現する.

内容説明

本書は、18世紀前半に公刊されたフランス人宝石商人ジャン・シャルダンのペルシア旅行記のうちから、『ペルシアの都イスファハーンの町についての特別な記述(以下『イスファハーン誌』と略す)』の表題を持つ1章を日本語に翻訳し、注、参考資料、解題、索引を付したもの。

目次

訳文篇(イスファハーン概観;市壁内;城外区)
注釈篇(イスファハーン概観;市壁内;城外区)
資料篇(図版;写真;解題;文献目録)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

oDaDa

1
卒論のための主要文献。17世紀におけるイスラーム諸都市の実像を描いた書の中で、これ程克明に綴ったものはないだろう。現在と対比して、実証が不可能な事柄や、記述が正しくない事柄も多いが当時のイスファハーンの繁栄が鮮やかに蘇ってくる。日本の世界史の教科書に「イスファハーンは世界の半分」という文言があるのは、おそらく、この研究に依るところが大きいのだろう。2013/09/04

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