目次
1 死生学とは何か(死生学とは何か―日本での形成過程を顧みて;死生学と生命倫理―「よい死」をめぐる言説を中心に;生権力と死をめぐる言説;アメリカの死生観教育―その歴史と意義;英国における死生学の展開―回顧と現状)
2 死の臨床をささえるもの(生と死の時間―“深層の時間”への旅;なぜ人は死に怯えるのだろうか;エリザベス・キューブラー・ロス―その生と死が意味すること。;「自分の死」を死ぬとは;死の臨床と死生観)
著者等紹介
島薗進[シマゾノススム]
東京大学大学院人文社会系研究科教授(宗教学)。1948年生。東京大学文学部卒
竹内整一[タケウチセイイチ]
東京大学大学院人文社会系研究科教授(倫理学)。1946年生。東京大学文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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coaf
6
死生学だと病院での死がメインになってしまうか。僕の関心からはずれていた。2013/06/05
イチゴタルト
2
小学生の時から「死」について討論した方が良いかもと、万が一予期せぬ不幸が訪れる前に、対処方は学ぼう2017/08/07
せ
2
死が身近である世界の人間にとっては、自分の死が全然怖いものではないというのは興味深いことであった。2015/09/30
マイ
2
様々な立場の人が死生学の実践を書く論文集。 なんか生々しい文章だなあと思ったら田口ランディさんだった。うーん、この人苦手かも。2014/05/03
佳蓉
1
学と付いているからには、論理的であり、さらっとは読めないところも多々あるけれど、興味深く、読みすすめてしまいがち。 死ぬこと、生きること、生きているということ、哲学的に?心理学的に?人間として?考えを深めていくための始まりの本。 もっといろいろ読みたい、考えたいと、始まりを感じた。2021/01/24