中国近世における礼の言説

中国近世における礼の言説

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  • サイズ A5判/ページ数 215,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130100779
  • NDC分類 125.4
  • Cコード C3010

出版社内容情報

天子の祭天から家礼まで,儒教の理想とする礼教秩序はいかに語られ,実践されようとしてきたか.宋代から明清にかけて,福建南部の地域史のうちに「礼」の言説をたどり,その思想的基層を明らかにする.哲学研究を相対化しつつ中国思想史の組み替えを迫る.

目次

序章 礼を取りあげる理由
1章 朱熹の克己復礼解釈
2章 『家礼』の構造
3章 南宋後半の福建南部
4章 真徳秀の祈り
5章 南宋地方志の言説
6章 洪武改制と明代の地方志
7章 張岳の陽明学批判
8章 林希元の陽明学批判
9章 明代福建朱子学の物語
終章 明学の再検討

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