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公共哲学叢書
経済と倫理―福祉国家の哲学

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  • サイズ A5判/ページ数 444p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130034517
  • NDC分類 331.15
  • Cコード C3033

出版社内容情報

経済は何のためにあるのか,それは人々の「良き生」を実現するためにある――経済についての根源的な問いをたて,経済と倫理の問題を理念と制度の観点から総合的に考察し,「福祉国家の哲学」を構築する.公共哲学叢書の第一弾として読者におくる注目の書.

内容説明

経済は何のためにあるのか。効率によって支配された経済世界を正義と卓越によって評価し直し、経済と倫理を資本主義・民主主義・社会保障の三層の社会制度の中に位置づける。公共哲学叢書第一弾。

目次

第1編 理念(経済と倫理―概念的枠組み;効率と正義;自由と卓越)
第2編 制度(資本主義の倫理学;民主主義の倫理学;社会保障の倫理学;社会保障改革の経済と倫理)
結語 正義と卓越の社会を求めて
補論 日本における経済哲学の源流―左右田喜一郎と杉村広蔵

著者等紹介

塩野谷祐一[シオノヤユウイチ]
1932年生まれ。1953年名古屋大学経済学部卒業。1958年一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了。一橋大学教授、一橋大学長、国立社会保障・人口問題研究所長などを歴任。一橋大学名誉教授、経済学博士
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