出版社内容情報
20世紀における科学技術の飛躍的発展は、人類に多大な恩恵をもたらした反面、さまざまな点で人類の滅亡の危機の恐れも抱かせる。人類はその存続のために科学技術をコントロールできるだろうか。公共性の観点から、科学技術の公私問題と求められる倫理を考える。
内容説明
20世紀における科学技術の飛躍的発展は、人類に多大な恩恵をもたらした反面、さまざまな点で人類の滅亡の危機の恐れも抱かせる。人類はその存続のために科学技術をコントロールできるだろうか。公共性の観点から、科学技術の公私問題と求められる倫理を考える。
目次
1 科学技術の公私問題
2 先端科学技術にみる公私問題
3 工学倫理教育のすすめと公私問題
4 産学共同にみる公私問題の国際比較
5 生命工学における公私のギャップ
6 科学・技術と公私
7 ヒトゲノムにみる公私問題
8 特許と科学技術の公私問題
9 サイエンスと公私問題