装置―壊し築く

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  • サイズ A5判/ページ数 317p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784130034043
  • NDC分類 081
  • Cコード C1300

出版社内容情報

近代の知は,医療・教育・都市・国家・資本などの形で私たちの社会に力をふるう.この閉塞した知の装置に「その先」はあるのか.専門家集団・言語表象 の権力分析から,日常の現実を構成する知を解体/再構想する.

内容説明

資本、都市、教育、医療、言語…、人間の生と市民社会を貫く制度とテクノロジーを内破し、知のアクチュアルな地平を拓く。日常の解体、実践の再構築。

目次

1 都市・国家・資本(資本主義化/民族化―ファシズム生成の機制;開発という装置―土建国家論の起源を探る;都市という装置―その起源、構造、変容そして行方)
2 専門知の構成(医療という装置―W.グリージンガーの精神医学;専門家による「負の装置」;福祉という装置)
3 言語・表象の権力(言語という装置;日本語教育という装置;学校という装置―「学級王国」の成立と崩壊;“キノ・グラース”の政治学―日本‐戦前映画における身体・知・権力)