東京大学公開講座<br> ゆとり

東京大学公開講座
ゆとり

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784130030793
  • NDC分類 041
  • Cコード C1300

出版社内容情報

「ゆとり」と「ゆたかさ」(蓮見音彦),無為と多為(久保正彰),ゆとりと心の病い(山田和夫),生物現象における“むだ”の効用(多田富雄),江戸のゆとり(延広真治),建築のゆとり(原広司),労働生活とゆとり(菅野和夫),ゆとりと教育(汐見稔幸),経営組織における緊張とゆとり(土屋守章),システム・技術におけるゆとり(石井威望)

内容説明

今回の公開講座では、総合大学としての本学が包摂している多方面の学問分野、具体的には医学、工学、文学、哲学、法学、社会学、教育学、経済学といったさまざまな分野の専門家に、人間の生の営みの各局面にみられる「ゆとり」の意義、役割について、お話しいただくことになりました。

目次

1 「ゆとり」と「ゆたかさ」―現代日本人の生活からみて
2 無為と多為―ギリシアの場合
3 ゆとりと心の病い
4 生物現象における“むだ”の効用
5 江戸のゆとり
6 建築のゆとり
7 労働生活とゆとり―労働時間と余暇の問題を中心として
8 ゆとりと教育
9 経営組織における緊張とゆとり
10 システム・技術におけるゆとり

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

星規夫

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ゆとり……この言葉を肯定的にとらえる人間は、今の日本にどれだけいるだろうか。ゆとり教育、ゆとり世代と言えば、老若男女が同様に苦い顔をするに違いない。しかし、少し前までは少なからぬ日本人がこの言葉に期待を寄せていたらしい、ということが、この本を読むとよく分かる。ゆとり世代の人間としては、ゆとりの何たるかを知り、真にゆとりを体現する者とならねば。2012/02/23

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