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子どもの自分くずしと自分つくり

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  • サイズ B6判/ページ数 213p/高さ 19X14cm
  • 商品コード 9784130020565
  • NDC分類 371.45
  • Cコード C1337

出版社内容情報

いじめ,登校拒否,非行など少年期・思春期の問題行動を子どもの内側から捉えている.学校や家庭への適応過剰の自分をこわしながら,友だちの中で自立した自分をつくりあげようとする人格統合への子どものもがきの軌跡を追い,温かい指導・援助を説く. 

内容説明

もう、学校の中でまじめに生きられない。学校適応過剰の自分をこわしながら、友だちの中で自立した自分をつくりあげようとする子どものもがきの軌跡を追う。

目次

1 いじめと友情
2 いじめと迫害
3 登校と不登校をくり返す子ども
4 強迫的登校と登校拒否
5 非行・不登校と思春期統合
終章 現代社会における思春期統合

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小鈴

21
教育界では著名な方らしく、教育関係の教科書の参考文献にあった本。30年前の本を読む面白さは、過去からの変化や問題の構造が今とたいして変わっていないことを確認できること。ミードやパーソンズから集団形成の力学、「学校」(スクール)という場から、友達関係からスクールに変わる「社会」(スクール・コミュニティ)の形成、学校文化が作られるのは、社会学をやってきたものとして分かりやすかった。が、一般的にはミードやパーソンズなんか読まないし、知らないよね(笑)。翻訳されたばかりのハマータウンの野郎どもも援用。2019/07/06

鹿角

1
発達心理の取っ掛かりとして。不登校、非行、校内暴力などの原因が、学校適応過剰にある、という内容は不謹慎ながら非常に興味深い。良書。2014/09/14

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