出版社内容情報
心とはなにか（養老孟司），心に働く物質（松下享），心の病（西山詮），サイコセラピー（福島章），ホーソーンの短編をめぐって（島田太郎），心と愛（ハビエル・ガラルダ），閃きの瞬間（ロジャー・パルバース），宗教の誕生（荒井献），民族文化と精神衛生（伊藤亜人），革命を志向する心（和田春樹），社会科学における心（谷嶋喬四郎）
内容説明
本書は昭和６２年の秋学期に行なわれた、東京大学における総合科目「こころ」の講師の方々に、講義の内容を骨子としてお書き頂いた１１編からなっている。夏学期の『心のありか』に引き続き、医学、文学、宗教、社会など、広い領域から「心」について論じたものである。
目次
心とはなにか
心に働く物質
心の病
サイコセラピー―精神分析療法を中心に
ホーソーンの短篇をめぐって―アイデンティティの危機
心と愛
閃きの瞬間
宗教の誕生
民族文化と精神衛生
革命を志向する心
社会科学における心
