内容説明
総理大臣の引責辞任の甲斐なく、激昂した中国軍は戦闘機を出し、九州の自衛隊基地を爆撃。長崎福江島のレーダー・サイトも破壊され、第一戦は中国軍の完全勝利となった。結果、中国軍が上陸した長崎県は、国の許可なく「非武装都市宣言」を行う事態に。一方、応戦する自衛隊は、住民被害を出さずに戦うというハンデを背負い、またテロ・グループにも気を配らなければならず、苦戦を強いられる。そんな中、(サイレント・コア)部隊は、福江島から撤退した姜小隊、そして千葉県で隠密活動を続けていた原田小隊も漸く長崎入りし、ある作戦の下、動き始めた―。中国との熾烈な鍔迫り合いの行方は?
著者等紹介
大石英司[オオイシエイジ]
1961年生まれ。鹿児島県鹿屋市出身。1986年『B‐1爆撃機を追え』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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カラヤ3
1
シナ軍いよいよ九州上陸。五島を中継地に上陸するなら長崎になるのはしょうがないか。非武装都市宣言の意味のなさをもっとはっきり書いてほしかった。自衛隊の反撃開始。上が決断くだせば下は動くんだよなあ。2016/08/20
Kenny00h
1
麻生さん面白いなー。安倍さんを散々バカにしてた官僚さんも麻生さんには一目置かざるを得ないみたいだなー。おっかないからね。でもって、あの人は相変わらず変なものに乗って現れるなー。今回はアーウェンはぶっ放してないけど。まぁ、しかし、米帝様はアテにはできないってことかー。これからどうすんだろ?海自は活躍することなく、九州孤立かー。まぁ、麻生さん、頼りにしてますよ。選挙区だしね。 2015/10/02
くましろう
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まだまだ形成は予断を許さず。メインキャラクターが安定していて、落ち着いて読めます。これからの展開に期待2016/10/28
ことよん
0
今、日本が、戦争に巻き込まれたなら、こんな風になるのかな、という気がしました。もっとも、この本のように、戦闘で勝てる箇所は、少ないと思いますが。2016/07/24
維新の里の油搾り係
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オイオイ九州陥ちそうじゃないか2014/11/28