アメリカ合衆国の膨張

アメリカ合衆国の膨張

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  • サイズ B6判/ページ数 470p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784124034233
  • NDC分類 209
  • Cコード C1320

目次

第1部 独立革命から「アメリカの世紀」へ(巨大であろうとする新国家;建国初期の嵐を乗り越えるなかで;膨張がもたらした栄光と破綻;内戦の嵐をとおして;世界第一の工業国家へ;「アメリカの世紀」を目指して)
第2部 アメリカ文化の展開(新国家の文化を求めて;アメリカン・ルネサンス;金めっき文化の展開;アメリカ文化時代へ)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

13
南北戦争に至るまでの経緯と、その後のアメリカの躍進の歴史を解説している。前半は政治史で後半は文化史となっている。 2015/11/30

sine_wave

6
アメリカ合衆国の18世紀の終わり頃から20世紀の初め頃の歴史。「風と共に去りぬ」の背景の南北戦争が含まれる。多くの事柄のアメリカ合衆国の現状のスタートが切られた時代と言える。特にリンカン大統領の時を含め、国土が急拡大している様子に興味をそそられた。2022/09/24

訪問者

4
中央公論社の「世界の歴史」シリーズの未読の巻を手に取る。これを読むといかにアメリカ合衆国という国が特異な建国の歴史を辿った国かということがよく分かる。2022/12/29

2
19世紀を中心に独立戦争後~南北戦争~第一次大戦前までを概観し、20世紀のアメリカが何故世界の覇権を取ったのか解いていく。100年くらいなのに分厚いのは、アメリカ人は歴史が短いが故に歴史を尊重するからとのこと。成程、そう言われてみると彼らは歴史を自ら作り出し、ローカルな文化とアメリカ全体の文化が混淆になっているところがある。世界は近代まで帝国主義が基本だったのに、アメリカは独立当初から民主主義を打ち出し近代世界で一歩飛び抜けた存在となった。日本人の合衆国理解は抽象的・断片的でしかないが、もっと熟考すべき。2010/11/20

印度 洋一郎

2
アメリカの歴史は、多くの人が歴史に求めるロマンが足りないと敬遠していた。しかし、この本を読むと18~19世紀にかけて正に怒涛の膨張を続けたアメリカのダイナミズムがよく理解出来る。他の国が王様だ皇帝だ幕府だとやっている頃から、既に今のような選挙、民衆の政治参加をしていたのだから、アメリカの民主主義は年季が入っている。これに比べれば、日本は未だ新参者ではないだろうか。2009/11/11

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