成熟のイスラーム社会

成熟のイスラーム社会

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  • サイズ B6判/ページ数 446p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784124034158
  • NDC分類 209
  • Cコード C1320

目次

第1部 暮らしのなかのオスマン帝国(オスマン帝国史をどうみるか;辺境の戦士国家からイスラーム世界帝国へ;イスラーム世界帝国のしくみ;「オスマンの平和」のもとで暮らす人びと ほか)
第2部 サファヴィー朝の時代(イスファハーンの光輝―十七世紀サファヴィー朝社会の縮図;現世の力を求めて―サファヴィー朝の国家と政治;それぞれの生き方―人物伝から時代を考える;技と匠―絢爛たる文化の伝統と革新)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

15
オスマン帝国とサファヴィー朝の歴史を概説している。オスマン帝国の政治史はメジャーなせいか控えめで、文化史の比重が大きい。サファヴィー朝は政治史と文化史が半々くらいでバランスがとれている。オスマン朝は、同時代の欧州諸国に比べて宗教や民族に寛容だった。サファヴィー朝の起源が宗教団体だったとは知らなかった。イランでシーア派が多数派なのはこの王朝の影響なのだろう。2015/09/19

訪問者

5
イスラームの世界にもようやくなじみが出てきた本書であるが、第2部サファビー朝時代の 9それぞれの生き方 で紹介される4人の人物伝が白眉の面白さ。2021/11/26

sine_wave

5
オスマン帝国とペルシャにあったサファヴィー朝の歴史。世界史の主道から外れていると思われ、詳しい情報に日本ではかなり疎い人が多いと思われる。そのためその内容には私には新鮮に感じられた。2021/11/24

たすたす

1
面白かった。永田先生と羽田先生のそれぞれの観点からのイスラーム社会に対する考察がよかった2016/05/19

柳生宗矩 

1
イスラーム文明最後の繁栄。この後の歴史を知るものとしてはその繁栄が大きければ大きいほど悲しく感じる。2014/09/16

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