中公文庫<br> ニッポンが変わる、女が変える

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中公文庫
ニッポンが変わる、女が変える

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  • サイズ 文庫判/ページ数 283p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122063334
  • NDC分類 304
  • Cコード C1195

出版社内容情報

上野千鶴子と12人の女性論客が、「3・11後の日本」を語り合う。「こんな日本に誰がした! もう男には任せられない!」。文庫化にあたり、「対談から4年、この間に日本は変われたか」を、上野氏、そして、登場したゲストに新たに寄稿してもらう。

内容説明

多くの犠牲者を出した東日本大震災をどう受け止め、前へ進んでいけばよいのか?また、フクシマの悲劇を二度とくり返さないために、私たち、そして日本社会はどう変わればよいのか?その答えを求めて、上野千鶴子が尊敬する十二人の女性を訪ねる旅に出た。十三名の女性が、それぞれのフィールドで大きな問いに真摯に向き合い、語り合う。

目次

崖っぷちからの希望(高村薫)
死の意味がほしい(瀬戸内寂聴)
それでも生きていく(永井愛)
マスメディア不信を越えて(国谷裕子)
新しい「幸せの形」とは?(田中眞紀子)
“差別の再生産”を許さない(辛淑玉)
イギリス流「老いらく社会」をめざせ(浜矩子)
敗戦と原発、その失敗の本質(加藤陽子)
リスクを選んで生きる(中西準子)
女性リーダー育成が次世代の鍵(林文子)
戦争のない未来を守るために(澤地久枝)
水俣にも福島にも花は咲く(石牟礼道子)

著者等紹介

上野千鶴子[ウエノチズコ]
1948年富山県生まれ。京都大学大学院社会学博士課程修了。社会学者。専攻は、女性学、ジェンダー研究。立命館大学特別招聘教授、東京大学名誉教授、認定NPO法人WAN理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kokada_jnet

60
「婦人公論」に2012年から2013年にかけて連載された、上野千鶴子ホストによる、女性論客たちとの対談集。3・11という「最悪の事件」の影響をうけて、日本はいい方向に変われる筈という希望をもって語られているが。約10年がたった現在、日本社会はまったく何も改善されていないため、絶望的な読後感。2023/07/30

15
上野千鶴子は対談がうまい。最後のあたりは辛くて読むのがしんどかった。「福島は〔政府〕に見捨てられた」そう言っていたひとを思い出す。3.11また、それ以降についてがテーマだけれど自分たちがこの国でどう生きるか、何に目を向けるかについて考えさせられる。男女問わずたくさんのひとに読んで欲しい2017/01/26

かたぴぃ

2
読書会課題図書。昔からある団体を終了しようと田舎の慣例、風習、老人が唱える男社会などといったものと真っ向勝負している自分にとって、タイムリーな本だった。男と女はしょせん「性」が違うから男女平等というのは難しいかもしれないが、世の中がこれほど変化し若者の思考や生活が変わり、若者の田舎離れは進み、限界集落化しているのに「婦人は末席に控えるように」と声高に叫び、変化を怖れて変わろうとしない老人たち!女性目線の大切さもっと勉強しましょうよ。この対談の女性たちの足元にも及ばないが、元気をもらえた内容だった。2022/12/19

gontoshi

2
日本という国は、戦争、水俣、3.11から 何も学んでないのかなと思います。2019/12/30

yuko nomoto

2
3.11の後、多くの人が「ニッポンは変わらなければ」と思った。だが、私達はそこから何を学び、何を変えてきたのだろう。読み進めるうちに「あなたは何をして来たのか?」と心に重く深く問いかけられているような気がしてくる。特に、辛淑玉さんの「差別の再生産を許さない」、加藤陽子さんの「敗戦と原発、その失敗の本質」、中西準子さんの「リスクを選んで生きる」、石牟礼道子さんの「水俣にも福島にも花は咲く」の「もだえ神」には考えさせられた。どんなに小さなことでもいい、私に何ができるのだろうと考え続けていかなければ。この本をプ2017/01/29

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