出版社内容情報
上野千鶴子と12人の女性論客が、「3・11後の日本」を語り合う。「こんな日本に誰がした! もう男には任せられない!」。文庫化にあたり、「対談から4年、この間に日本は変われたか」を、上野氏、そして、登場したゲストに新たに寄稿してもらう。
内容説明
多くの犠牲者を出した東日本大震災をどう受け止め、前へ進んでいけばよいのか?また、フクシマの悲劇を二度とくり返さないために、私たち、そして日本社会はどう変わればよいのか?その答えを求めて、上野千鶴子が尊敬する十二人の女性を訪ねる旅に出た。十三名の女性が、それぞれのフィールドで大きな問いに真摯に向き合い、語り合う。
目次
崖っぷちからの希望(高村薫)
死の意味がほしい(瀬戸内寂聴)
それでも生きていく(永井愛)
マスメディア不信を越えて(国谷裕子)
新しい「幸せの形」とは?(田中眞紀子)
“差別の再生産”を許さない(辛淑玉)
イギリス流「老いらく社会」をめざせ(浜矩子)
敗戦と原発、その失敗の本質(加藤陽子)
リスクを選んで生きる(中西準子)
女性リーダー育成が次世代の鍵(林文子)
戦争のない未来を守るために(澤地久枝)
水俣にも福島にも花は咲く(石牟礼道子)
著者等紹介
上野千鶴子[ウエノチズコ]
1948年富山県生まれ。京都大学大学院社会学博士課程修了。社会学者。専攻は、女性学、ジェンダー研究。立命館大学特別招聘教授、東京大学名誉教授、認定NPO法人WAN理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kokada_jnet
怜
かたぴぃ
gontoshi
yuko nomoto