中公文庫<br> ジョージ・F・ケナン回顧録〈1〉

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中公文庫
ジョージ・F・ケナン回顧録〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 509p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122063242
  • NDC分類 319.53
  • Cコード C1131

出版社内容情報

対ソ連「封じ込め」政策を提唱し、冷戦下のアメリカ外交に決定的な影響を与えたケナンは、20世紀アメリカを代表する外交官であり知識人である。その代表作である本『回顧録』は、第一部がピューリツァー賞と全米図書賞を受賞しており、第二次世界大戦後のアメリカ外交を捉えるための必読書だといえよう。中公文庫版『回顧録』全3巻のなかの「Ⅰ」である本書は、1925~1950年を対象にした原本第一部の前半にあたる。少年時代の回想からはじまり、対ドイツ戦争終結を扱った第九章(1945年)までを、関係資料とともに収録した。文庫解説は西崎文子東京大学教授(第三巻に収録)。

内容説明

対ソ連「封じ込め」政策を提唱し冷戦下のアメリカ外交に決定的影響を与えたケナン。その代表作である本書は現実政治への鋭い批判と表現力豊かな筆致もまた魅力で、二一世紀に至るも名著としての価値は揺るがない。「I」は一九二五年から四五年の対独戦終結までを収録する。ピューリツァー賞、全米図書賞受賞

目次

個人的な覚書
ロシア研究時代
一九三〇年代のモスクワとワシントン
プラハ時代 一九三八‐一九三九年
戦時下のドイツ勤務
ポルトガルとアゾレス諸島
ヨーロッパ諮問委員会
再度のモスクワ―そしてポーランド問題
モスクワとヨーロッパの勝利

著者等紹介

ケナン,ジョージ・F.[ケナン,ジョージF.] [Kennan,George F.]
アメリカの外交官、政治学者、歴史家。1904年2月、ウィスコンシン州ミルウォーキー市に生まれる。プリンストン大学を卒業し25年に国務省入省。マーシャル国務長官に抜擢されて政策企画部の本部長を務め、47~48年の二年間、「ソ連封じ込め」を主柱とする冷戦政策を計画した。53年に国務省を退き、プリンストンで学究生活に入る。2005年没

清水俊雄[シミズトシオ]
京都大学文学部中退、1937年読売新聞社入社。53~55年ロンドン特派員等を経て、59~62年には外報部長を務めた

奥畑稔[オクハタミノル]
京都大学文学部卒業、1946年読売新聞社入社。52~54年ニューヨーク特派員、60~63年欧州総局長等を経て、62~67年に外報部長を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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大森黃馨

8
米国にて外交を志す者ならば誰でも一度は憧れるというジョージ・F・ケナンのそんな己の人生や業績を自分で振り返ってみたという回顧録この文庫版第一巻では1945年の時期までを取り扱っている特に目につくのは上の理想を語る人間と現場にいて現実をみる有能な人間との認識の食い違いと争いの連続例えばハルやダレスを始めとした天上人の方々の自伝と付き合わせて読むと良き批判的精神が生まれてくるのかもしれない(ただ専門家でもない場合一体何を信じればよいのか分からなくなってくるしかもその答えは出る事は ないだろうに)2024/01/08

3
想像以上に面白く、また勉強になった。内気でなんとなくオタク気質を感じさせる青年期、そしてロシア専門の道を歩んでからの、共産主義とソヴィエトに対する一貫した冷徹な対峙。またアゾレス諸島の使用をめぐる交渉や、ドイツ占領地域に関する交渉をめぐっては、本国国務省に対する深い嘆息のようなものを感じさせる。一方で、職務に対するひたむきな熱心さは、彼が一筋縄ではいかないが優秀な外交官であることを雄弁に物語っている。後半はルーズベルト政権下での対ソ政策に携わった彼ならではの、ソ連への強い警戒感がことさら滲む。伏線ですね。2018/05/06

maghrib

1
面白かった.特にアゾレス諸島に関する対ポルトガル交渉時に,若干39歳大使代理で国防総省・国務省の方針に納得せずルーズベルト大統領に直言するなど.ケナンが穏当な官僚ではなかったであろうことも分かる.チェーホフの伝記を企画するほどロシア好きである一方,スターリン・ソ連指導部に対して明確な危機感を示した初期の外交官の一人であったのも興味深い.2017/10/16

Dwight

0
読んだった。

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