中公文庫<br> ユーラシア大陸思索行 (改版)

中公文庫
ユーラシア大陸思索行 (改版)

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  • サイズ A6判/ページ数 292p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122055025
  • NDC分類 292.09
  • Cコード C1125

内容説明

一台のキャンピングカー「どさ号」に生活用具を積みこんで、ポルトガルのリスボンからインドへ、全行程四万キロ。紹介状もスポンサーもなく、一八〇日間かわるがわる運転しては山を越え砂漠を横断して走りぬいた記録。行動的歴史家が鋭い眼で捉えた、現代世界文明像。

目次

何ゆえにかくも走る―氷河から砂漠まで
南蛮文化の母国から―ポルトガル
血で描かれた叙事詩の跡―スペイン
閑雅な田園・豊かな底辺―フランス・北欧
ロマンティック街道をゆく―ドイツ・オーストリア
バルカン三国のかげり―ユーゴスラヴィア・ギリシア・ブルガリア
アジアの風塵の中へ―トルコ
砂漠の白昼夢―イラン
曠野の道・荒野の人―アフガニスタン
聖なる大地に生きる―パキスタン・インド

著者等紹介

色川大吉[イロカワダイキチ]
大正14年(1925)千葉県佐原市に生まれる。昭和18畷東京大学文学部国史学科に入学したが「学徒出陣」で海軍航空隊に入隊、戦後復学して昭和23年に卒業。昭和45‐6年米国プリンストン大学客員教授を経て、東京経済大学名誉教授。自分史、民衆史の提唱者、実践者として知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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