中公文庫
浮世絵春画を読む〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 339p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784122053809
  • NDC分類 721.8
  • Cコード C1121

内容説明

春画は、単なるポルノグラフィーではなかった。「火除け」と呼ばれる護符とされたり、「花嫁道具」であったり、「夫婦和合」のお守りとされた。多彩な側面をもつ「浮世絵春画」に多角的な光を当てた、第一線の研究者たちによる、江戸研究に新時代を切り聞く刺激的論考。図版一五一点を収録。

目次

第1章 春画をどう読むか
第2章 春画の隠す・見せる
第3章 春画と歳事
第4章 春画の悪相表現

著者等紹介

白倉敬彦[シラクラヨシヒコ]
1940年北海道生まれ。早稲田大学文学部中退。フリーの編集者として美術書の企画、編集に携わる

田中優子[タナカユウコ]
1952年神奈川県生まれ。法政大学大学院博士課程修了。法政大学社会学部教授。最初の著書『江戸の想像力』で芸術選奨新人賞受賞

早川聞多[ハヤカワモンタ]
1949年京都府生まれ。大阪大学大学院博士課程修了。国際日本文化研究センター文化資料研究企画室教授

三橋修[ミハシオサム]
1936年東京都生まれ。東京大学文学部卒業。和光大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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いちはじめ

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隔靴搔痒。自分は浮世絵春画にエロティシズムをまったく感じないし、芸術的に優れているかどうかも判らないというのを棚に上げていえば、描かれた当時の人たちには、本書のような小難しげな理屈抜きで直感的に理解していた何かがあったのだろうと思う。その辺が本書を読んでもさっぱり判らないのがもどかしい。2013/03/15

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