中公文庫<br> 五・一五事件―橘孝三郎と愛郷塾の軌跡

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中公文庫
五・一五事件―橘孝三郎と愛郷塾の軌跡

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  • サイズ 文庫判/ページ数 443p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784122051812
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C1121

出版社内容情報

大正時代には人道主義の系列にあった橘孝三郎と愛郷塾は、昭和に入り、なぜ五・一五事件と結びついたのか。本人への取材に基づき、歴史を検証する。

内容説明

五・一五事件は軍国主義の幕開けになり、日本ファシズムの導火線となったとされる。単なるテロ事件に終始せず、多くの農民が実行犯の減刑を嘆願した事件の背景には、注目すべき“大衆”の情緒があった。人道主義の系列にあった橘孝三郎と愛郷塾が、五・一五事件と結びついたのはなぜか。本人への取材に基づき、歴史を変えた大事件を検証する。

目次

1 一高を去る
2 兄弟村
3 愛郷会
4 パニック
5 満州事変前後
6 決行者たち
7 五月十五日
8 人身御供

著者等紹介

保阪正康[ホサカマサヤス]
1939年12月札幌市生まれ。同志社大学文学部社会学科卒業。評論家、ノンフィクション作家。出版社勤務を経て著述活動に入る。主に近代史(特に昭和史)の事件、事象、人物に題材を求め、延べ四千人の人々に聞き書きを行い、ノンフィクション、評論、評伝などの作品のほか、社会的観点からの医学、医療に関する作品を発表している。現在、個人誌『昭和史講座』を主宰。2004年菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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onepei

1
本人のインタビューがもっと読みたかった2010/01/19

くわたろ

1
初版は1974年だからもう30年以上前。昔ということは保阪氏も若いわけでドキュメンタリーを踏み外すような筆致(創作っぽい)もあるけど、存命だった橘孝三郎本人にインタビューしているところには大きな価値がある。2009/11/09

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