出版社内容情報
T省課長補佐が取引先の大手商社のビルから飛び降り、死亡した。自殺か他殺か? 捜査を開始した棟居刑事だが、背後には政官財を巻き込む巨大な闇が……。
内容説明
T省課長補佐が、公共事業の受注先である大手商社のビルから墜落死した。自殺か他殺か?捜査を開始した棟居のもとに、ベテランアルピニストが北アルプス「夢の縦走路」で遭難死したとの報せが届く。二人の死を繋ぐ政官財癒着の深い闇―。腐蝕した組織の底で蠢く黒い欲望とは…。
著者等紹介
森村誠一[モリムラセイイチ]
1933年、埼玉県熊谷市に生まれる。58年、青山学院大学英米文学科卒業。ホテル・ニューオータニに勤務し、67年退社。69年『高層の死角』で江戸川乱歩賞、73年『腐蝕の構造』で日本推理作家協会賞、76年『人間の証明』で角川小説賞、2003年に日本ミステリー文学大賞を、08年には『小説道場』で加藤郁乎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。