出版社内容情報
昌子さん、今でもあなたの声が聞こえます……。最愛の妻をがんで亡くし三年、著者の心に去来するものは。介護に関連する対談や座談も収録。
内容説明
「貴女が亡くなってから毎日書き続けている絵葉書はまもなく千通を越えます。切手を貼ってポストに入れて配達されるのを楽しんでいます。これから書く文章は、貴女へのラブレターです」。最愛の妻を癌で亡くした著者の心に去来する、終末医療・在宅介護を巡る想い。エッセイとともに対談や座談を収録。
目次
拝啓、あの世の昌子さん
父は男やもめ一年生―対談・永千絵+永麻理
家族を家で看取るということ―座談会・永千絵+永麻理+村松静子
妻という友達、妻というプロデューサー―対談・矢崎泰久+永六輔
過ぎ去りし日々、思い出のとき
愛する妻をがんで喪くして―対談・田原総一朗+永六輔
僕たちの介護論―座談会・谷川俊太郎+小室等+永六輔
昌子さんの声が聞こえる
著者等紹介
永六輔[エイロクスケ]
1933年、東京浅草に生まれる。本名、永孝雄。早稲田大学文学部中退。中学の時、NHKラジオ『日曜娯楽版』に投書をして以来、ラジオを中心に作詞、講演、執筆の仕事を続けている。生活の大部分は旅ぐらしで、そこで感じた矛盾や感動を語り、書き、時には市民運動やボランティア活動を手伝っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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