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中公文庫
小堀遠州茶友録

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  • サイズ 文庫判/ページ数 345p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784122049536
  • NDC分類 791.2
  • Cコード C1121

出版社内容情報

利休、織部から秀吉、家光など大名、そして公家や商人に至るまで、茶の湯を通した各界50名の著名人との交流とその結末を描いた小堀遠州の外伝。

内容説明

幕府奉行職にして多くの建築・庭造りに参画、当時のデザイン感覚をリードした茶の宗匠・遠州は「綺麗さび」「遠州好み」という言葉をも生み出した。本書は将軍をはじめ、大名、公家、僧侶、町衆に至るまで各界五〇人との幅広い交流とその行方を描く。寛永文化を代表する数寄大名・マルチアーティストを多角的な観点から研究した稀なる外伝。図版多数。

目次

豊臣秀吉
千利休
本覚坊暹好
長闇堂
松屋源三郎
古田織部
上田宗箇
春屋宗園
徳川家康
中井正清〔ほか〕

著者等紹介

熊倉功夫[クマクライサオ]
1943年東京生まれ。東京教育大学文学部日本史学科卒業。日本文化史専攻。文学博士。京都大学人文科学研究所講師、筑波大学歴史人類学系教授を経て、92年国立民族学博物館教授。94年退官、同年林原美術館館長、国立民族学博物館名誉教授。茶道史・寛永文化のほかに日本料理の文化史、民芸運動など幅広く研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

feodor

4
小堀遠州というと、どうしても作庭のイメージが強かったのだけれども、利休-織部-遠州という流れの「天下の宗匠」としての遠州にクローズアップしつつ、遠州自身ではなくその周囲で同じく茶を通じていた人々によって遠州と寛永期の茶を含めた文化を示した外伝。なかなかよかった。2011/08/24

030314

2
なかなかおもしろかった。現代の女性主流のお茶と安土桃山から江戸初期のお茶とは、ずいぶん違うのだな、と勉強になり。2017/06/04

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