中公文庫<br> 堕ちた山脈

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中公文庫
堕ちた山脈

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  • サイズ 文庫判/ページ数 258p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784122048294
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

出版社内容情報

自らも山に登り青春を謳歌した著者が、知悉したアルプスや中津渓谷などを舞台にして描いた自選山岳ミステリー短編集。表題作のほか、「堕ちた山脈」「虚偽の雪渓」「憎悪渓谷」「犯意の落丁」の五編を収録。

内容説明

正月休みで賑わう北アルプスを猛烈な低気圧が襲い、山岳遭難史上、未曾有の大量遭難者を出した。そんな中、悪天候を生き抜き無事生還した二つのパーティーがあったが…(表題作)。自らも山に登り青春を謳歌した著者が、アルプス連峰や中津渓谷などを舞台に描いた珠玉の山岳ミステリー短篇集。

著者等紹介

森村誠一[モリムラセイイチ]
1933年、埼玉県熊谷市に生まれる。58年、青山学院大学英米文学科卒業。ホテル・ニューオータニに勤務し、67年退社。69年『高層の死角』で江戸川乱歩賞、73年『腐蝕の構造』で日本推理作家協会賞、76年『人間の証明』で角川小説賞、2003年には、日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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OHモリ

20
・北海道テント山行の読書の友にとBookOFFで購入した1冊。読み終わって荷物軽量化のため前泊の宿で捨ててきてしまったので読み返すことはできないが・・・ ・山に登る人はいい人ばかりというイメージは間違いで俗世間と同じようなドロドロした人間関係やら恨みつらみもあるのだという感じの山を舞台にしたミステリー短篇集だった。 ・それなりに面白かったが、読み終えてすっきりするとか清々しい気持ちになるとかいうことを求めてはいけない短篇集だった。2022/08/27

yamakujira

0
5編の山岳ミステリ。山での犯罪って、証拠が残りにくいね。現実にも完全犯罪がありそうで怖い。 (★★★☆☆)

つちのこ

0
1980年頃、図書館本で読了。

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