中公文庫<br> 犯罪同盟

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中公文庫
犯罪同盟

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  • サイズ 文庫判/ページ数 262p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784122047846
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

出版社内容情報

都会の片隅にあるスナックに集う常連客の間に不思議な連帯感が生まれ、やがて彼ら四人は政財界を巻き込むような巨悪に敢然と立ち向かっていくことに……。

内容説明

頻発する身寄りのない孤独な男女の失踪事件。都会の片隅に集うスナックの常連四人が、事件に敢然と立ち向かう決心を固め、行動を開始した。失踪事件の裏には政財界を巻き込んだ巨悪の影が見え隠れし、四人に危機が迫る。巨大な組織に比してあまりに微弱な彼らの戦いに勝機はあるのか?現代の病理を鋭く抉る長篇社会派ミステリー。

著者等紹介

森村誠一[モリムラセイイチ]
1933年、埼玉県熊谷市に生まれる。58年、青山学院大学英米文学科卒業。ホテル・ニューオータニに勤務し、67年退社。69年『高層の死角』で江戸川乱歩賞、73年『腐蝕の構造』で日本推理作家協会賞、76年『人間の証明』で角川小説賞、2003年には、日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かしわもち

1
実家の本棚にあったので何となく読んでみて読了。 なかなか面白いミステリー小説だった、以上の感想は浮かばなかった。 解説(あとがき)にて筆者の森村誠一は松本清張と並び称される人物であることを知る。2017/03/13

火星人碧

0
「不器用な性格のためいつも損をしている」ような4人は、不器用な人が集うバー・止まり木の常連で、気の合う仲間だった。彼らが巨大な社会悪に敢然と立ち向かい、平凡を絵に描いたような彼らが、情熱を熱くたぎらせる。痛快なものがたりである。同作者の作品に「流星の降る町」というのがあるが、その姉妹篇と呼びたいような作品である。2016/04/24

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