出版社内容情報
政財界に多大な影響力を持っていた大物総会屋税所の死体が発見された。棟居刑事は彼が熱海で偶然出会った男女に辿り着く。愛憎渦巻く事件に棟居の推理は?
内容説明
政財界に多大な影響力を誇っていた大物総会屋・税所重信の変死体が雑木林で発見された。事件の捜査の過程で棟居刑事は、彼が夏の終わりに海で偶然出会った六人の男女と、思いがけない再会を果たす…。人間の本質に鋭く迫る著者会心の長篇ミステリー。
著者等紹介
森村誠一[モリムラセイイチ]
1933年、埼玉県熊谷市に生まれる。58年、青山学院大学英米文学科卒業。ホテル・ニューオータニに勤務し、67年退社。69年『高層の死角』で江戸川乱歩賞、73年『腐蝕の構造』で日本推理作家協会賞、76年『人間の証明』で角川小説賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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