内容説明
シロクマとヒツジとヒトがおなじ空気で暮らす街。住人たちに耳を澄ませばよく知る誰かの声が聞こえる。子供の正直と大人のユーモアが出会った極上のくつろぎ絵本。文庫オリジナルの4話を収録。
著者等紹介
フジモトマサル[フジモトマサル]
1968年生まれ。マンガ家。イラストレーター
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
森の猫
21
くすっと笑えるユーモアで 読み終えてほんわりと温かくなります。 猫やクマやペンギンたちと暮らす こんな楽しい街の住人になってみたいなぁ~と想像するのも楽しいです。 とてもかわいいイラストの数々。 先月 訃報を知って 驚きました。 謹んで 哀悼の意を表します。2015/12/01
くろうさぎ
15
図書館本…。単行本も文庫本も見つけられなかったのですが、思いがけず図書館で見つけて借りてみました。登場する動物たちが、ひたすら自由に生きているのが微笑ましく、時にはシュールな笑いに誘われます。フジモトマサルさんの描く世界は、いつだって素敵で、その世界の住人になりたくなります。2018/02/18
栗 餡子
12
かわいい絵柄で時にシュールな笑いも提供してくれる。個人的にバクの発明家が好き!2016/06/10
ヒラP@ehon.gohon
11
どこかシニカルでコミカルなコミック絵本です。単行本で読み直したいと思います。面白いのですが、読みづらい文庫本サイズ。 どうして文庫本なんだろう。2017/11/16
ツキノ
7
平凡社のコロナ・ブックスで『フジモトマサルの仕事』を読んだのでこちらも。フジモトさん、ふふふ、笑っちゃったよ、とこそっと伝えたいような作品集。2020/07/17