内容説明
きっかけは小さな募集広告だった―。42歳にして休職を断行、アメリカの地方新聞での一年間の“記者修業”へと旅立った著者による挑戦の記録。文化の差異とジャーナリズムの原点を見つめ、週刊誌の名編集長からテレビのニュースキャスターへと華々しい転身を遂げる人生の転機となった魂の旅路。
目次
ガッジラ、カラーミタってなんだ?
一時的中年脱サラ決行
ハリス家の人びと
日本から来た難聴のスパイ
その名も“フリープレス”
ニューズルームにて
ピーナッツ戦争
ジロジロノイローゼ
ビックリパーティ
古きよきアメリカ〔ほか〕
著者等紹介
鳥越俊太郎[トリゴエシュンタロウ]
1940年、福岡県生まれ。65年、京都大学文学部卒業、毎日新聞社入社。新潟支局、大阪本社、東京本社の社会部を経て「サンデー毎日」編集部へ。82年から一年間休職して米国の地方新聞社に勤める。帰国後、テヘラン特派員を経て、88年「サンデー毎日」編集長。89年8月退社し、10月よりテレビ朝日の報道番組「ザ・スクープ」ニュースキャスターとなる。2002年10月よりテレビ朝日「スーパーモーニング」およびTBSラジオ「CUBE」コメンテーター。2003年4月より関西大学教授
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