中公文庫
海峡は越えられるか―日韓歴史論争

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  • サイズ 文庫判/ページ数 343p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122040403
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C1120

内容説明

慰安婦強制連行は歴史的事実か?日韓併合の動機?謝罪外交はどう終らせる?阪神大震災に見えた新しい時代の予感とは?日韓の対話によって、その歴史を辿り、その真の全体像に迫る。征韓論を初めとする、両国の近代に横たわる多くの論点を事実のみに基づき、タブーを恐れず二十時間徹底討論。

目次

1 「従軍」慰安婦強制連行は歴史的事実か(日本政府に「強制連行」を認めさせた政治的背景;日本政府は外公で韓国に負けたのか;霞ヶ関用語を使っても謝罪にはならない ほか)
2 征韓論から日韓併合までを検証する(朝鮮半島を植民地にした原因はロシア脅威論なのか;征韓論という不幸な出発点;ペリーのやり方を真似た江華島事件 ほか)
3 日韓問題の現在を論じ未来を語る(加害者から見た歴史と被害者から見た歴史;なぜ韓国人は壬辰倭乱にこだわるのか;阪神大震災に見えた新しい時代 ほか)

著者等紹介

桜井よしこ[サクライヨシコ]
1945年、ベトナム生れ。ハワイ州立大学歴史学部卒業。日本テレビのニュース・キャスターなどを経て、フリージャーナリストとして幅広く活躍。95年『エイズ犯罪 血友病患者の悲劇』で大宅壮一ノンフィクション賞、98年『日本の危機』を中心とした言論活動で菊池寛賞受寛

金両基[キムヤンキ]
1933年、東京生れ。哲学博士、評論家。韓国と米国の大学教授を経て、87年静岡県立大学教授に就任(文部省の教員資格審査を経た外国籍初の国公立専任教授)。現在常葉学園大学・大学院教授。専攻は比較民族学・比較文化論。また、人権問題、国際問題、歴史問題、社会問題にも積極的に発言、執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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hal777

0
結論としては、やはり日本のアジア進出は間違いだったのだなぁ。。ということ。この金両基氏という方でさえ、まだ日本に理解のある方なのだろうなと思うとぞっとする。(あくまで主観であって論拠はありません/笑) 櫻井よしこ氏の存在は日本人として誇りに思います。2010/06/23

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