内容説明
戦後日本の復興に情熱を燃やし、新聞・放送・テレビの世界を縦横に疾駆したあるマスコミ人の回想録。昭和二十一年、馬場恒吾社長を担いで第二次読売争議を終結させた著者は、多重通信システムの革命的発展という気宇壮大な構想のもと、テレビ時代の創造に全力を傾ける―。
目次
敗戦、即革命の前夜―読売争議を乗りきる
敗戦謀略の真相―クレムリンの世界戦略
NHKのニュース解説者―主権回復をめざして
テレビ時代の創造―日本再建のカギ
テレビ免許第一号―NHKとの決戦
アメリカの借欺獲得―ニュー・メディアの導入