中公文庫<br> インドとまじわる

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中公文庫
インドとまじわる

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  • サイズ 文庫判/ページ数 375p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784122019324
  • NDC分類 302.25
  • Cコード C1195

内容説明

「泳いででも、インドへ行きたい」…。夢のまた夢であった戦後間もないインド留学。自分自身の眼で確かめたインドの自然と人びとの生活、聖地ベナーレス、ヨーガの真髄等々、切実な歴史的関心と体験をもとに描き尽くした必読の1書、名エッセイ集。

目次

シャーンティ
聖地ベナーレス
ヨーガの真髄
聖者に親しむ
夜更けの『ラーマーヤナ』―古典とインド人の生活
図書館で
おしゃれタントラ―インドのおはなし
妻の頼るは
カジュラーホからコナーラクへ
皇妃ヌール・ジャハーン
回想のタージ・マハル
皇女ジャハーン・アーラーとローシャン・アーラー
カルカッタとダッカの旅から
マハートマ・ガンディーの人間像について
ガンディー再感
ジャワーハルラール・ネルーの生活
歴程
インドの道
墓を訪ねる
ナショナルとインターナショナルと
旅のアルバム
「京城」、そして「済州島」
ARA・ALA
ニューデリーの野次馬
ビハール村で
帰還

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Joao do Couto

2
著者は研究者だが、エッセイストとしてもすごい。まさにインドとまじわっている。留学している際に、ヨガで性欲を抑える訓練を教えられたというところにはなんともはや・・・研究は人間がやるものなんですなぁ。2015/08/31

うちこ

0
「ムガル最盛期の女性像」の章は「ベルばら」的な歴史スキャンダルと文化を重ねて説明されています。ここは長い章なのだけど、おもしろくて夢中になって読みました。 東京大学東洋文化研究所に所属していた著者さんが1952年の研究旅行以降の記録とエッセイをまとめた本。このときの研究所長は辻直四郎さんだったそうです。 インドについては研究家も多いし旅行記もいくつか読んだけれど、この著者さんは「墓オタク」という明確なスタンスがあり、それがイスラームに通じているため、ほかの旅行記にはない面白さがあります。 2012/10/26

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