出版社内容情報
沖縄らしい文化・風俗が色濃く残っている本島周辺の離島と奄美諸島の現状を、徒歩による最新の現地取材を元にリアルに描き出す。
内容説明
リゾート開発、ドラマ人気、米軍基地、尖閣諸島…揺れ動き、大きく変動しているのは沖縄本島だけではない。瀬底、多良間、鳩間等の小さな島から奄美までを歩き回り、現地の人と触れあうことによって、島の「いま」を伝える。変わりゆく島の姿は日本全体の縮図かもしれない…。「癒し」と「美ら海」だけではない南の島の素顔。
目次
本島周辺(瀬底島―巨大リゾート騒動に揺れた、美ら海の島;今度こそ伊是名島―王様が生まれた島(其の壱)
伊平屋島・野甫島―王様が生まれた島(其の弐) ほか)
宮古・八重山(池間島―インシャ(海人)の島の旧正月にお邪魔!
下地島―パイロット訓練場の島を歩く
多良間島―宮古でも八重山でもない孤高の島 ほか)
奄美(加計呂麻島―30の集落に、30通りの島の表情がある;請島―ハブに遭うかもしれない奄美の小さな島(其の壱)
与路島―ハブに遭うかもしれない奄美の小さな島(其の弐))
著者等紹介
カベルナリア吉田[カベルナリアヨシダ]
紀行ルポライター。1965年北海道生まれ。早稲田大学卒業後、読売新聞社ほかを経て2002年よりフリー。沖縄と島を中心に全国を歩き、独自の目線で紀行文を執筆、単行本や雑誌、Webで発表している。早稲田大学ほかで沖縄、旅について講義も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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