内容説明
歴史に名を残した著名人の独特の処世術、成功の裏話、失敗の教訓などは面白くてためになる。本書においては、渋沢栄一、泉鏡花、後藤新平といった財界、文壇、政界等で活躍した八九人の、人生のエッセンスと言える多彩なエピソードを紹介。
目次
尾崎行雄 国より道義
中村是公 共同財産
本多静六 ジャン憲法
渋沢栄一・渋沢秀雄 「大石」親子
相馬愛蔵 誕生祝い
泉鏡花 ちょいと
江戸川乱歩 探偵登場
吉田謙吉 視覚人間
吉野信次 木挽町時代
川田順 葵の恋〔ほか〕
著者等紹介
出久根達郎［デクネタツロウ］
１９４４年茨城県生まれ。作家、古書店主。７３年より東京都杉並区高円寺で古書店「芳雅堂」を営むかたわら文筆生活に入る。９２年、『本のお口よごしですが』で講談社エッセイ賞を、９３年、『佃島ふたり書房』で直木賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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雨巫女。@新潮部
8
《私‐図書館》結構知らない人も多かった。有名人でも、知らないエピソードがあり面白かった。2013/05/09
wasabi
0
西洋化、そして軍事国家へと突き進む日本で、政治、経済、文壇、スポーツなどそれぞれの分野で功績を残した人びと。近代に生き、現代の礎を築いた100人の伝記、遺された言葉から学ぶことは多い。2013/01/26
