内容説明
日本の技術力は台頭するアジアと比べて依然優位にある。国民の文化程度や健康状態も優れ、その地位は揺るぎそうにない。話題の宝庫にして、「日本人で良かった」と読めば元気が出る本。
目次
第１章 二一世紀も続く日本の時代
第２章 時代ごとに世界のトップレベルを維持
第３章 危機を成就に切り抜けてきた日本
第４章 確立されつつある科学技術立国
第５章 科学技術が破壊した時間と空間の「壁」
第６章 日本は世界でトップクラスの文化国家
第７章 健康と文化と環境で評価される国家の威信
著者等紹介
中原英臣［ナカハラヒデオミ］
１９４５年東京生まれ。東京慈恵会医科大学卒。７７年から２年間、ワシントン大学でバイオ研究に取り組む。早稲田大学体育局講師、日本体育協会公認スポーツドクター、産経新聞正論執筆メンバーなどを歴任。多くのテレビにコメンテーターとして出演、医学最新情報や健康について解説するとともに、社会のさまざまな問題点を幅広く指摘、ジャーナリズム的仕事も意欲的に行う。山梨医科大学助教授を経て、山野美容芸術短期大学美容保健学科教授（２０１０年３月まで）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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mitei
244
日本は凋落しつつあるという説に対し、日本はこんなにいいところがあるよとアピール、主張する内容。まぁ日本の将来に悲観的な人は読むと新たな発見があるかもしれない。2016/01/16
マーム
14
GDPでは中国に追い抜かれたりして、最近日本は凋落しつつあると思い込んでいる日本人に対し、日本という国にもっと自信と誇りを持って欲しいという主旨の下、その根拠を一つずつ取り上げ論じる本ですから、自国を褒めそやすところが何やらこそばゆく、手前味噌の感はありますが、元気づけられる内容ではありました。21世紀の日本が目指すべきは文化大国であり、その日本人が21世紀になすべきことは、まだまだ遅れている国の人たちが、少しでも文化的な生活が送れるようになるために力になってあげることだとする結びの言葉には首肯できました2011/12/07
nizimasu
1
２１世紀は経済を中心としたパラダイムから、文化と健康、いわゆる個の追求が行われるという時代に突入するというのが氏の主張。世界的な不況の中、 日本という国が文化パワーで再び、注目を集めるのか。真価が問われている2011/03/25
