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中公新書ラクレ
会社をつぶす経営者の一言―「失言」考現学

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  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121503510
  • NDC分類 336
  • Cコード C1234

内容説明

企業は不祥事によってではなく、不祥事への対応のまずさによって危機に陥る。その最たるものが「お詫び会見」での暴言、失言だ。命取りになったトップの呆れた一言をご覧いただきたい。

目次

序章 不祥事が止まらない
第1章 部下、従業員に責任を押しつける経営者
第2章 世論を敵にまわす「KY」発言
第3章 「殿」を守って会社をつぶす
第4章 「本音」むき出しの、居直り会見
第5章 火に油をそそぐ、あんまりな一言
第6章 あっぱれ見事な記者会見
あとがき―会社は誰と向き合っているのか

著者等紹介

村上信夫[ムラカミノブオ]
1958年生まれ。放送作家。日本大学法学部卒業。立教大学大学院修士課程21世紀社会デザイン研究科(危機管理学専攻)修了。サラリーマン時代に、野村芳太郎監督・井上和男監督と知り合い、映画・ドラマの企画・脚本を手掛けるようになる。CMやテレビ番組の企画・演出・構成にも携わり、愛知万博フィナーレなど、大型イベントも担当。企業のマーケティングアドバイザー、広報及び危機管理コンサルタント、立教大学大学院社会学研究科博士課程後期在学中(不祥事史・危機管理・メディアリテラシー専攻)でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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mitei

306
当時いろんな不祥事が大きく取り上げられて、その対応も問題になったりしたけど、最近はそういう報道もある程度大人しくなって来てるかな?あと経営者がいかに自己保身を考えているかがこういう修羅場で出てくるなぁと感じた。本当に真摯に考えている経営者はしっかりとした対応が出来ている印象。2017/09/12

taka

2
最近クライシスコミュニケーションが大事だと叫ばれているが、大きな会社の経営者が記者会見でテンパったあげく、とんでもない一言を吐いてしまうという最悪な事例がたくさん書かれてある。勉強になりました。2010/06/17

ケルトリ

1
人間というものは切羽詰まった事態にとらわれるとありえないことまで口にしてしまうことがよくわかる。2000年代後半の事例が中心となっている。2022/01/22

148cm

1
「備えあれば憂いなし」ということで、クライシス・コミュニケーションの勉強。 記者会見などで飛び出す、社長をはじめとした上層部のトンデモKY発言は、わざと挑発的な質問を投げかけて相手を追い詰め、失言や感情を引き出そうとする記者たちの手法によって生み出される、(ある種)気の毒な面も小さくないと思う。2015/05/23

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