中公新書ラクレ
ギャル農業

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  • サイズ 新書判/ページ数 212p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121503329
  • NDC分類 610.4
  • Cコード C1236

出版社内容情報

もともとは農業なんて知らないし、お米づくり野菜づくりに縁もなかったギャルたちだが……。著者はマーケッティング業務などで年商三億円のギャル社長。そんな彼女はなぜ渋谷から農業の世界に入ったのか。一見ミスマッチで不思議なドラマは、食と農業が抱える現代日本への処方箋をさぐった若者文化の新しい胎動だ。

内容説明

茶色い髪にギャルファッションの「ノギャル」(農業をするギャル)が、秋田県大潟村の田んぼや、静岡県富士宮市の畑に登場!一見ミスマッチで不思議なドラマは若者文化の新しい胎動だ。

目次

序章 「ギャル革命」から生まれた農業プロジェクト(ギャル社長の誕生;「ギャルマーケティング」から、渋谷の街の掃除まで ほか)
第1章 農業ギャル、通称「ノギャル」(おじいちゃんの田んぼ;まずは、「種まき」 ほか)
第2章 イケてる農業(お米を食べよう!プロジェクト;野菜づくりは一日にしてならず ほか)
第3章 日常の言葉。いろいろ(お・か・し;他人は変えられない ほか)
第4章 私の10のルール(月曜の朝は渋谷掃除;メイクで下のアイラインは欠かさない ほか)

著者等紹介

藤田志穂[フジタシホ]
千葉県出身。1985年生まれ。高校卒業後、ギャルのイメージを一新させる「ギャル革命」を掲げ、19歳で起業しシホ有限会社G‐Revoを設立。ギャルの特性を活かしたマーケティング業務を特化し、様々な商品開発やプロモーションを行う。またギャル社長としての経験を活かし、様々な講演会に出演。さらに自ら積極的に環境問題やエイズ予防活動も行なっている。そして2008年12月に社長を引退し、現在は食の問題について活動をスタート。若者が食や農業に興味を持つキッカケを作るため「ノギャル」プロジェクトを立ち上げ、秋田県での「シブヤ米」作りや、ギャルママ野菜収穫ツアー、イケてる農作業着企画など様々な角度からプロジェクトを展開中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

月讀命

70
農業を本業にしいる人からすれば、茶髪で厚化粧の渋谷のギャルが、週に1日くらい土に触れる程度で、イッチョ前に農業やってますなんて言うのは10年早いと言うだろう。農業を甘く見るなとも思うかもしれない。・・それも事実である。しかし、今般、渋谷の街は、朝に夕にチャラチャラしているコギャルが溢れており、目標を持たず生きている輩が多い中、彼女の様に、考えたら直ぐ実行出来る行動力は賞賛できる。私など、農業に興味があっても、家庭菜園すら出来ない。彼女には、若者を多く集い様々な分野に進出し、日本を生き返らせて欲しいと思う。2010/12/10

しょーた

20
彼女の反骨心と行動力には脱帽した。学歴も社会経験も乏しいギャルが信念を持って起業し、会社を軌道に乗せる。その会社を辞め、日本の食料問題に危惧し、農業にチャレンジする姿は見習いたいと心からそう感じた。彼女を批判をする人は多いようだが、彼女の行動力や社会貢献には敬意を払うべきであり、彼女の人としてのあり方は実業家の資質を備えてると思わされる。忠恕の心を持ち、私も彼女のように自分の夢を実現して行こうと勇気を頂けた!ただ、農業は毎日世話をしたうえで書かなければ、『農業を舐めるな、中途半端』と思われても仕方がない。2014/01/07

くぅ

15
限界集落株式会社を読後、図書館で見つけ多少期待して借りた。が、裏切られた(苦笑)中身が薄くて。。。社長辞めて農業って著者紹介にあるから本腰入れてるのかと思ったら、月1とか(´・_・`)本業農家さんに日々の作業を任せ、田植えなどはちゃっかりやって、そんで農業やってるとか自給率がどうとかの発言はちょっとね。若者に食や農業に興味をもってもらうきっかけ作りだって言うと聞こえはいいけど、本腰入れてない人見て意識変わるかなー?農業って簡単じゃんって思われても困るし。前向きに頑張ってるのは偉いと思うけど。2014/06/11

ヨータン

11
この著者全然ギャルじゃないです。外見的にはギャルだけどキャリアウーマン顔負けの行動力、発想力、マーケティングスキルを持っていると思いました。たまたま農業だっただけで、ギャルのイメージからかけ離れた他のビジネスをやっても注目されたし、成功したと思います。2013/06/22

ちる

10
若い女性が農業を始めたきっかけが知りたくて読んでみました。藤田さんの行動力はすごいけれど田畑の近くに住むわけでなく週1回とか月1回通うってどちらかというと趣味の延長って感じかな。それでも何もしないよりはいいのかも。今でも農業をされているのでしょうか。2014/09/16

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