中公新書ラクレ<br> 歴代陸軍大将全覧 明治篇

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中公新書ラクレ
歴代陸軍大将全覧 明治篇

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  • サイズ 新書判/ページ数 273,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121503039
  • NDC分類 396.21
  • Cコード C1221

出版社内容情報

日本陸軍史の決定版。西郷、山県、児玉、乃木ほか明治期の大将31人すべてが登場し、その人物像と事績をあますことなく収める。

内容説明

陸軍大将全員の人物像と事績を4人の歴史家が洩らさず紹介した、リーダブルな陸軍史の決定版。本書は西郷・山県・児玉・乃木など、明治期の大将31人を扱い、その実像を伝える。

目次

第1章 大将の誕生(廃止された陸軍元帥;ほとんどが金鵄勲章佩用者 ほか)
第2章 草創期の大将たち(大村益次郎―建軍の父;西郷隆盛―「敬天愛人」の人 ほか)
第3章 眠れる獅子「清国」に挑む(野津道貫―猛将の典型;北白川宮能久親王―台湾で死んだ宮様 ほか)
第4章 日露の戦いのなかで(山口素臣―初の教導団出身の大将;岡沢精―初代の侍従武官長 ほか)
第5章 明治陸軍の栄光に包まれて(大島義昌―日清戦争、緒戦の功績者;大島久直―師団長の在任記録ホルダー ほか)

著者等紹介

半藤一利[ハンドウカズトシ]
1930年東京都生まれ。東京大学文学部卒。『文藝春秋』編集長、文藝春秋専務取締役などを歴任。新田次郎文学賞、山本七平賞などを受賞

横山恵一[ヨコヤマケイイチ]
1932年東京都生まれ。東京教育大学文学部卒。『歴史と人物』編集長、中央公論社取締役、(株)コーエー常勤監査役などを歴任

秦郁彦[ハタイクヒコ]
1932年山口県生まれ。東京大学法学部卒。拓殖大学、千葉大学、日本大学の各教授を経て、日本大学講師。法学博士。菊池寛賞などを受賞

原剛[ハラタケシ]
1937年香川県生まれ。防衛大学校卒、陸上自衛隊入隊。陸上自衛隊幹部候補生学校教官、防衛研究所戦史部主任研究官などを経て、現在、軍事史学会副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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白義

16
日本が近代化に向けて出発した初期の陸軍大将というだけあって、数奇な経歴を持つ歴戦の勇将あり、後の制度の基礎を固めた大物在りと創設期ならでは、固まりきっていない時代の面白さが溢れている。全覧とはいえ軽めの話も交えた座談会形式で、陸軍史としても軽く読めるのが悪くない。児玉源太郎、乃木希典などさすがにページ数が多いが今回は大山巌の高評価が気になった。また、戦争ではなく戦闘の天才と称される立見尚文が長岡戦争時、奇襲で山県有朋を圧倒しその後も揶揄したというのと、それでも山県は彼を起用したのは時代が映る狭間の痛快な話2016/02/02

兵衛介

4
ソースがよくかわからないが怪しげなエピソードが詰まっており読み物として非常におもしろい。2009/08/09

takao

2
ふむ2024/04/07

おね様

0
ようやく読み終わる。まだまだ勉強不足と感じる。地図を頭で描くように知識をつけたい2013/11/02

kimx202

0
半藤一利さんの本はつい読んでしまう。2010/03/06

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