中公新書ラクレ
平常心―人間関係で疲れないコツ

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  • サイズ 新書判/ページ数 237p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121502896
  • NDC分類 498.39
  • Cコード C1247

出版社内容情報

小さいことにクヨクヨしない、まわりの声を気にしない、あがらない・ドキドキしない…。あらゆるシーンで役立つ秘訣を総ざらえ

内容説明

私たちはギスギスした生活の中で平常心を失いがち。ここ一番という大切な場面でマイナス思考になる。そうならないためにどんな方法が必要なのか。精神医学の専門家がまとめて紹介する。ふだんの暮らしや仕事、トレーニングなどにおいて、どんなことを心がければ平常心を保てるようになるか。ビジネスやスポーツなどあらゆるシーンで、役立つ秘訣を総ざらえ。

目次

プロローグ 平常心って何だろう(なぜ実力を発揮できないのか;失敗してもクヨクヨ後悔しない ほか)
第1章 小さなことでクヨクヨしない―平常心を知るために(イライラし過ぎると平常心が失われる;自分は自分、他人と比べない ほか)
第2章 人間関係で疲れない―平常心を身につけるために(減点法ではなく加点法で相手を見る;無理をして人とつき合う必要はない ほか)
第3章 まわりの声を気にしない―平常心を失わないために(心の疲れがたまっていないかチェックする;恨みや怒りを感謝の思いに変える ほか)
第4章 弱気にならない―平常心を発揮するために(ギリギリ以上に自分を追い込んでみる;尊敬できるメンターを持とう ほか)
第5章 アガらない・ドキドキしない―平常心を鍛えるために(緊張しているときはアガらない!?;人前で強い人、アガる人の違いとは ほか)

著者等紹介

保坂隆[ホサカタカシ]
東海大学医学部教授(精神科学)。日本総合病院精神医学会理事、日本サイコオンコロジー学会理事、日本スポーツ精神医学会理事。日本医学会健康スポーツ医。日本体育協会認定スポーツ医。慶應義塾大学医学部卒業後、同大学精神神経科入局。1990年より2年間、米国カリフォルニア大学へ留学。1993年、東海大学医学部講師、2000年、助教授、2003年より教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

SOHSA

25
「いつでも、何でも、他人と比べるという発想法にピリオドを打つ」「「ねばならない」を「そのほうがいいのだが」と置き換える」「アガリ症などという性格はない。あるのは、準備不足や練習不足」著者の言葉は、優しく、厳しい。あるときはいたわり、あるときは喝を入れてくれる。2014/07/12

ノリピー大尉

4
平常心を維持するには、いつもなんどきも深い呼吸をこころがけ、自分の内部に向かって意識を集中し何も考えない練習を積むとよいとか。あと、日ごろから肯定的な言葉を使うようにしよっと。2013/06/01

かさじま

2
落ち込みすぎず、たかぶりすぎず。行動する前に一瞬気持ちを立ち止まらせる。2017/02/01

エトワール

1
図書館にて、震災後の心のケアを踏まえて、心や精神をテーマに扱った企画コーナーにありました。 震災後、心がささくれだっているせいか、いろんな言動を飛ばしてくる人が多いけれど、とにかく自分に何を言われても過剰に反応せず、落ち着き払っていい意味で周りに左右されずに穏やかに生活していきたいですね。2011/06/28

Chika

0
自分は自分以外の人間になることはできない。等身大の自分を認め、なんくるないさぁで平常心を。。。2017/12/08

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