出版社内容情報
巨大建築物は一体どうやって壊すの? 建築現場から遺跡や骨が出てきたら? 誰もが一度は抱いたことのある素朴な疑問にお答えします
内容説明
再開発が進む東京。「高層ビルはどうやって清掃するの?」「壊すとき大変そう」と思われたことはないだろうか。本書は、そうした数々の疑問に答える、町歩きのための絶好のガイドである。
目次
第1章 技術に関する謎
第2章 移動・輸送に関する謎
第3章 和風に関する謎
第4章 住居に関する謎
第5章 流行に関する謎
第6章 再生・循環に関する謎
第7章 場所に関する謎
第8章 歴史に関する謎
第9章 奇想に関する謎
第10章 建築用語に関する謎
著者等紹介
鈴木伸子[スズキノブコ]
東京都生まれ。東京女子大学文理学部史学科卒業後、雑誌『東京人』編集室勤務。1997年より副編集長。都市、建築、町歩きなどをテーマに執筆活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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コーデ21
22
再読。以前読んだのは2013年。その頃は建築巡りの初期で興味の対象は明治・大正頃の近代建築に偏ってたせいか、流し読みで終わったような気がします💦 その後約10年の間に都内の近代建築はほぼ見尽くし、最近は昭和以降の建築物に興味大! 改めて本書を読みなおし、ここ10年間の東京建築の変遷をヒシヒシと感じました。鈴木さんの危惧どおり解体されてしまったビルもあるものの、東京駅舎のように見事に復元された建物も! 短い章仕立てなので読みやすく、建築を巡る雑学が山盛り&小型軽量の本作、建築散歩のお供にも最適です♬ 2022/09/03
スプリント
6
タイトルにある「謎」に期待するとちょっと残念な気持ちになるかもしれません。ただ、東京にある建物のうんちくを知るには適した本なので読了感は満足です。2015/07/10
リョウ
5
あまり体系だった内容ではなく、エッセイという感じに近い。ふーんと思うところもあったけど、やや物足りない感じ。2015/12/13
てくてく
4
謎解きとしては不十分な項目もあるが、東京の有名な建築物についてざっと知ることが出来た点が良かった。著者の文章も読みやすかった。2015/07/05
K
4
建築の知識がない人向けの本。建築物見てて不思議に感じることなどが取り上げられていて、取っ掛かりとしてgood。ただ、「謎」が集めてあるだけなので体系的な知識はつきません。2009/07/21