中公新書ラクレ
非居住者のすすめ

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  • サイズ 新書判/ページ数 217p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121502766
  • NDC分類 336.98
  • Cコード C1236

出版社内容情報

もはや日本に住むのをやめよう!国境を越えて簡単にお金が動く時代、日本人はどうふるまえばいいのか。答えのひとつが本書にある。

内容説明

香港に金庫を置いて、中国で稼ぐ。「お金が逃げ出すところで仕事をするな」と断言する著者は、日本から脱出し、経済活動の拠点を海外、特に香港等の中国の大都市におくことがいま必要だと、様々な角度から説得的に示す。

目次

第1章 お金持ちと日本人(昔は一〇分の一税と決まっていた;政変のたびに人民はひどい目に ほか)
第2章 国境と日本人(日本に住まなくとも生きていける;贈与税は毎年、計画的に払う ほか)
第3章 非居住者をなぜ選ぶのか(全財産担いで香港に移住する人も;相続税を回避するより、はじめからやり直す ほか)
第4章 お金のほうが選り好みをする(仕事をやるなら、陽の当たるところに動け;税率の差が多国間で比較されるようになる ほか)
第5章 日本人の長所を生かせ(日本人でないとやれない経営がある;海外でレストランをやるのは、やめたほうがいい ほか)

著者等紹介

邱永漢[キュウエイカン]
大正13(1924)年3月台湾台南市に生まれる。昭和20(1945)年東京大学経済学部卒業。昭和21~29年台湾と香港にて銀行員、貿易商など国際舞台の第一線で活躍。昭和29年から日本に住むようになり、翌年、小説「香港」にて第34回直木賞を受賞。以来、作家・経済評論家・経営コンサルタントとして知名度が高く、また自分でも多数の会社を運営している。現在、自らが主宰するHPにおいて、毎日連載の「もしQ」を発信。著作は400冊に及ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山下 賀久

1
日本の税制と外国の税制の比較をはじめ、どこでどのように働くことがいいのかを考えさせてくれる本です。いかに稼ぐか、いかに稼いだお金を守るか、守ったお金をどう運用するか、具体例をまじえて紹介されています。 それにしても大正13年生まれの著者のエネルギッシュさにはすごく感動します。私もこんな風に年を重ねたいです。2011/06/05

dexter4620

0
さすが「お金儲けの神様」邱永漢。日本人に対して、海外に出ることを2008年初頭から勧めていたとは。故人となりお会い出来ないのは残念ですが、その先見の明に脱帽です。2014/12/28

Naota_t

0
自営業者は海外(特に香港)に事業所を移して、1年の半分以上当該地に住んで、日本非居住者になれば賢く節税できるよってこと。 題名を見たらホームレスをrespectしているのかと思ったが相当違った。 ということを言いつつも、もちろん国税局を意識してか、舗装してる道路を毎日使っているんだから最低限は納税しようとは強かに述べている。 相続税とか散々disっているけれど、実際に相続税を払っているのは全国民の4%程度だし、どこか内容に針小棒大なところを感じた。 2012/09/28

ヤムイチ

0
【お金に愛される生き方】の方が好き。色々ためになる事が書いてあるが、これを実施できる人は少ないだろう。簡単に言うと、日本では金持ちになりにくい。海外に出て金を稼ぎましょう。という内容。日本人にしかできない事を海外でやりましょう。2012/02/26

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