出版社内容情報
プレスリーからラヴィーンまで。ロックを聴き始めるための、最初の50枚を精選。一冊でロック史が概観できる新教養データブック。
内容説明
ロックが一晩中ぶっとおしで流れ出してから約半世紀(諸説あり)。激動の時代が刻み込んだ、幾千もの海外名盤の中から、必聴盤50+8枚を絶対推薦。本書があなたのハートに火をつける。
目次
黎明期―1955‐64
発展期―1965‐74
爛熟期―1975‐84
転換期―1985‐94
再構築期―1995‐2004
番外―ジャンル境界上の傑作
著者等紹介
大友博[オオトモヒロシ]
音楽ライター。1953年東京都生まれ
西田浩[ニシダヒロシ]
読売新聞東京本社文化部記者。1963年東京都生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のぶのぶ
32
ちょこちょこ繰り返しで読んでいる本。殿堂入りで登録。この本から聴いてみた名盤も多い。80年代や90年代前半は、洋楽を今以上に聴いていた全盛期。70年代の名盤へも手を伸ばしていきました。まだまだ気になっているが聴いていないアルバムがあるが、どれも先駆者、今聴くとこの先駆者に影響されたアルバムがいっぱいあるが、当時、かなりのインパクトがあった、あっただろうと思うアルバムばかり。アルバムジャケットのデザイナーのこともコラムであり、ダウンロードやレンタルでなく、パッケージも含めて作品であると思っている。2018/01/02
えりすこ
8
ほとんど聴いてました。俺もなかなか保守的だな。ロックじゃないね。2015/09/26
ワンタン
3
読売新聞の記事が下敷きになっているというのが頷ける、各時代均等なボリュームの紹介記事と穏当な名盤セレクト。駆け足になりがちなビートルズ以前、グランジ以降のこともバランスよく解説されている。70年代にプログレが衰退した原因を、パンクの台頭という音楽的な動向に求めず、オイルショックで機材の維持が困難になったから、としてるのも新聞紙らしい分析だろうか? 80年代のロックの大衆化が、その後の90年代オルタナティブロックをパンクのように瞬間風速的なブームに終わらせない下地になったのだ、という分析は疑問。2022/11/04
Takuya Hattori
2
1955年に始まるロックの歴史を、50枚の名盤と共に振り返る一冊。ロックという音楽が、社会や他のジャンルの音楽の影響を受けながらいかに変化してきたかがよくわかりました。中でも、80年代の商業的なロックが、NIRVANAに代表されるオルタナティブロックに取って代わられる過程が特に興味深かったです。名前も知らない歌手やバンドも多数ありましたが、今後CDやレコードを買う際の良い指針になりました。あー、ロックが聴きたい。2014/10/02
SAKU
0
ハードロック、ヘビーメタル以外の名盤を探すため購入。こういうのって読んでるだけで面白い。2014/08/10