中公新書ラクレ<br> 脳の中の人生

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中公新書ラクレ
脳の中の人生

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  • サイズ 新書判/ページ数 237p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121502001
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C1210

出版社内容情報

「世界一受けたい授業」(日本テレビ系)「プロフェッショナル」(NHK)などのテレビ番組でも人気沸騰の脳科学者が、最新の研究成果を元に“人生の愛で方”を特別講義します。「“脳を鍛える”ために本当に必要なこと」や、「ひらめきが訪れやすくなるようにするには、どうすればよいか」、「愛しき人の痛みを感じることはできるか?」などなど。世界の最前線で脳の根本原理を思考し続ける著者ならではの“合脳的な”人生術の数々が披露されています。あなたは、自分の脳と人生を愛せていますか?

内容説明

脳と人生の結びつき―当然すぎるこの関係は、これまで不思議なほど論じられてこなかった。真に“合脳的な”人生術の数々を、世界の最前線で思考し続ける脳科学者がやさしく講義する。

目次

第1章 脳の可能性を誤解していませんか?
第2章 「豊かな感情」がつくり出すものを知ってますか?
第3章 能力ってどういうものなのでしょうか?
第4章 「世界の中の自分」を楽しんでますか?
第5章 創造性のインフラを整備しませんか?
第6章 精神を世界に開いてみませんか?

著者等紹介

茂木健一郎[モギケンイチロウ]
脳科学者。1962年、東京都生まれ。85年に東京大学理学部、87年に同大学法学部を卒業後、92年に同大学大学院理学系研究科物理学専攻課程を修了し、理学博士となる。現在、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。ほかに、東京工業大学大学院客員助教授(脳科学、認知科学)、東京芸術大学非常勤講師(美術解剖学)など。2005年、『脳と仮想』(新潮社)で第4回小林秀雄賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

i-miya

7
2006.03.22    2005.12.10 初版 P017 記憶の編集力 2006.03.23    英オックスフォード大学 ロジャー・ペンローズ教授 宇宙の時空構造の特異点 鍵束の鍵の先の刻み目 最適な人格のセットアップ  否定的な感情の支配 ↓ 愛おしむくらいの余裕 ヨハネス・フェルメール  2005.04 東京都美術館 「画家のアトリエ」 目を合わせない、優美な女性 アイコンタクト P052 哲学の道 西田幾多郎 銀閣寺から南へ サヴァン能力   2006/03/23

K K

3
面白かった! 安定の茂木さん。2017/11/08

KAKAPO

3
どうしてもうまくいかない時、自信や目標を失ってしまったり、やる気が出ないということもある。不安や怒り、イライラなど負の感情から抜けだす方法は、小さな成功体験を持つこと。自分が楽しめて、達成感を持つようにできることの没入するのがよい。それが脳をかえていく。脳は、成功体験=報酬が得られると、その回路を強化するような学習が起こる。情動系で働く神経伝達物質が、そのような学習を促進するのである。達成感を得る手がかりは、どんなちいさなことでもよい。やってよかったという達成感を得ることで、脳は確実に変わっていく。2010/02/28

Humbaba

3
脳を専門にしていない人間に興味を持ってもらえるようなわかりやすいものを題材とした脳に関する話しをまとめたもの.2010/02/04

mohi

2
「考える」ことができるのは人の特権だと思う。しかし、楽しい考えがある一方で、苦しい悲しい考えがあるのも確か。人として生まれてきたからには、楽なだけじゃなくて何かをやり遂げたと思いたいという気持ちもある。科学的にも謎が多い脳だから、各個人で使い方が違っても良い。ある情報を鵜呑みにするのではなく、自分の考えを貫く倫理観があっても良いはず。正解は一つでは無い。ゴールが見えなくても人は考えることだけは止めてはいけない。人だからこそできることを探求していきたいと思わせてくれる一冊だった。2014/11/18

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