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中公新書ラクレ
地方公立校でも「楽園」だった―再生のためのモデルケース

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  • サイズ 新書判/ページ数 334p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121501905
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C1237

出版社内容情報

山梨県の巨摩中学は「山びこ」と並ぶ戦後民主教育の金字塔。この「学校革命」が三十年前に潰されたのはなぜか。公立校再生のヒント。

内容説明

教科書で教えない、テストをしない、芸術教育を重視する学校―山梨県の巨摩中は戦後教育の金字塔だ。この「学校革命」が潰された謎を解き明かし、今につながる教育界の病巣にメスを入れる。

目次

プロローグ 「公立か私立か」という憂い
1章 全国に先駆けた巨摩中教育
2章 「楽園」が消えるまで
3章 だれが「学校革命」を抹殺したのか
4章 たんぽぽの綿毛に―いまに息づく巨摩中教育
5章 地方校を蘇らせるためのヒント
エピローグ 「われわれの力の及ばないもの」に寄せて

著者等紹介

川村美紀[カワムラミキ]
1962年山梨県生まれ。山梨大学教育学部(物理学専攻)卒業。システムエンジニアとして富士通(株)勤務、結婚を機に退職。出産、育児を経て、東京学芸大学大学院にて教育心理学を専攻。長浜功教授のもとで、日本の教育実践と理論について学ぶ。イギリス留学を経て、公立学校での補習授業担当、専門学校での非常勤講師などを経験。現在は親という立場から、教育の地域間格差、公私学間格差、教育と人間のモチベーションの関係に関心を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Humbaba

5
教育とは誰のためにあるのか。そして、誰の方を向いて仕事をするのか。同僚は勿論大切な存在だが、教育にとって最も重視するべきはそれを受ける子供たちである。そう考えて自分たちの道を進んでいたが、全ての人間がそれを受け入れてくれるわけではないため、やがては潰されてしまう。2016/07/09

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