出版社内容情報
吉田茂の「ばかやろう」から小泉純一郎の「人生いろいろ」まで。昭和史研究の第一人者が詳細に解読する、日本政界戦後六〇年の真実。
内容説明
吉田茂の「バカヤロー」から小泉純一郎の「人生いろいろ」まで。戦後60年を象徴する政治家の失言・放言を詳細に辿りながら、無気力が蔓延する現代へ警鐘を鳴らす、保阪史観の集大成。
目次
第1章 戦後日本のオモテの言論、ウラの言論
第2章 戦前の官僚体質の残る暴言(吉田茂―バカヤロー発言の内と外;池田勇人―中小企業の倒産などやむを得ない;清瀬一郎―男女共学は廃止すべきだ;岸信介―野球場や映画館は満員だよ;佐藤栄作―私はテレビと話す。新聞記者諸君は帰ってください)
第3章 田中角栄以後、森喜朗以前(田中角栄―隣りで毎日毎日、ガンガンと製カン工事をやるよ;中曽根康弘―日本列島を不沈空母にする;藤尾正行―日韓併合は韓国にも責任がある;渡辺美智雄―日本人は破産というと重大に考えるが米国の連中は黒人だとかいっぱいいて、ケロケロケロ、アッケラカンだよ;森喜朗―日本は天皇を中心とする神の国)
第4章 小泉政権下の暴言・失言の怖さ
著者等紹介
保阪正康[ホサカマサヤス]
評論家、ノンフィクション作家。1939年生まれ。同志社大学文学部社会学科卒。出版社勤務を経て著述活動にはいる。近現代史(主に昭和史)関連のテーマを中心とする作品のほか、医学・医療の社会的関係を検証する作品を発表している。立教大学非常勤講師、函館大学客員教授を務める傍ら、個人誌『昭和史講座』を主宰
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