中公新書ラクレ<br> オレ様化する子どもたち

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中公新書ラクレ
オレ様化する子どもたち

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121501714
  • NDC分類 371.45
  • Cコード C1236

出版社内容情報

「新しい子ども」にどう向き合うべきか。「プロ教師の会」代表が、教職生活40年で発見した子どもたちの「個性化」

内容説明

大人と対等と信じ、他人を気にかけなくなった子ども。「プロ教師の会」代表の著者は教職40年で、この変化と格闘してきた。本書はオレ様化の原因を探り、個性化と社会化のあり方を問う。

目次

第1部 「新しい子ども」の誕生(教師と子どもは「他者」である;戦後社会の変遷と子どもたち;幼児期の全能感と「特別な私」;なぜ「校内暴力」は起きたのか;変わる子ども、変わらない教師;大人と「一対一」の関係を望む子どもは「一」ですらない;子どもに「近代」を埋め込もう)
第2部 教育論者の子ども観を検証する(宮台真司―「社会の学校化」か「学校の社会化」か;和田秀樹―学力低下論の落とし穴;上野千鶴子―偏差値身分制と児童虐待;尾木直樹―学校告発はなぜ不毛なのか;村上龍―『13歳のハローワーク』とゆとり教育;水谷修―夜回り先生は「教師」ではない)
終章 なぜ子どもは変貌し、いかに大人は対処すべきか

著者等紹介

諏訪哲二[スワテツジ]
1941年千葉県生まれ。「プロ教師の会」代表。東京教育大学文学部卒業。埼玉県立川越女子高校教諭を01年3月に定年退職
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