内容説明
108年ぶりに発祥の地ギリシャに里帰りするオリンピック。人間の能力と欲望が沸騰する世界最大のイベントの魅力と矛盾を、多彩なエピソードを交えて綴る。巻頭にロゲIOC会長が寄稿。
目次
第1部 古代五輪
第2部 近代五輪
第3部 戦争の影
第4部 女の戦い
第5部 アマとプロ
第6部 ドーピング
第7部 五輪と金
著者等紹介
結城和香子[ユウキワカコ]
1985年東京大学文学部英語英米文学科卒業。86年読売新聞社入社。英字新聞部、金沢総局などを経て、93年から運動部に所属し、国際オリンピック委員会(IOC)、ドーピング問題などを担当。97年からシドニー支局長として、2000年シドニー五輪の組織運営を取材。01年からロンドン総局、03年4月からはアテネ支局長として、2004年アテネ五輪の準備状況取材とともに、古代・近代五輪史の連載を担当。1994年リレハンメルから2004年アテネまで、夏冬6度の五輪取材に携わる
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