出版社内容情報
『ダ・ヴィンチ』創刊編集長が著名人の死から、人生を考える。読書案内も充実。365日著名人命日一覧付。
目次
春の章(古山高麗雄―孤独死の師;頼藤和寛―認識の鬼 ほか)
夏の章(望月百合子―解放一代;ナンシー関―テレビ時代最高のコラムニスト ほか)
秋の章(今井澄―学生運動の決着;古今亭志ん朝―名人の遺伝 ほか)
冬の章(小松崎茂―男の子の原質をくすぐる細密画;江戸家猫八―鳥獣の声 ほか)
生者の特権―死を想う読書案内50冊
著者等紹介
長薗安浩[ナガゾノヤスヒロ]
作家。1960年長崎県生まれ。南山大学卒業後、リクルートに入社。『就職ジャーナル』編集長時代に、「就職氷河期」のネーミングで流行語大賞審査員特別造語賞を受賞。94年より『ダ・ヴィンチ』創刊編集長として、多くの斬新な企画を打ち出して話題をよぶ。2001年退社、執筆活動に入る。翌年、小説『祝福』(小学館)を刊行。超高齢化社会における死生観に警鐘を鳴らした。雑誌やラジオなどでも幅広く活躍中
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