出版社内容情報
温暖化でコレラが、SARSが、マラリアが覚醒。過剰な清潔志向で抵抗力を失った日本人ははたして…
内容説明
温暖化は毒グモ出現等の生態系異常や、コレラ等の病原菌の活性化をもたらす。SARSのようにウイルスがグローバルに蔓延する時代に、過剰な清潔志向で抵抗力を失った日本人はどうなる。
目次
序 コレラが街にやってくる
第1部 亜熱帯ジャパンの風景(豊かになった日本人;東京がヒートアイランドに;スコールのごとき集中豪雨 ほか)
第2部 清潔志向×温暖化=日本滅亡?(ひ弱な無菌国家日本;加速する高熱ストレス社会)
第3部 グローバル化の中の無防備国家(新型肺炎SARSの出現;生態系破たんと「グローバル・ウイルス」;民族大移動と感染症 ほか)
著者等紹介
藤田紘一郎[フジタコウイチロウ]
1939年旧満州生まれ。東京医科歯科大学大学院教授。東京医科歯科大学医学部卒、東京大学医学系大学院博士課程修了。専門は寄生虫学、熱帯医学
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