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竹内政明の「編集手帳」〈第1集〉―読売新聞コラム

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  • サイズ 新書判/ページ数 269p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121500458
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C1295

内容説明

米同時テロ、狂牛病、戦後最悪の様相を呈した経済…。濃密な時代を縦横に切り取り、やわらかい語りの名文に収めた竹内「編集手帳」。起筆から2001年掲載ぶんの119本を全収録。

目次

7月(およびそれ以前)(冬が育てた春の色;荒涼たる風景 ほか)
8月(真紀子外相とリンゴ;風と煙の人 ほか)
9月(「回転ずし」生みの親;倒錯した風景 ほか)
10月(“反NATO”の若者たち;円生師匠とパンダ ほか)
11月(八尋俊邦さんの「へこたれず」;「頭が低い」の功罪 ほか)
12月(大岡裁きにはほど遠い;新宮さま、お健やかに ほか)

著者等紹介

竹内政明[タケウチマサアキ]
読売新聞論説委員。1955年、神奈川県生まれ。79年、北海道大学文学部卒、読売新聞に入社。長野支局を経て、東京本社・経済部で財政、金融などを担当。98年に論説委員会に移り、2001年7月から朝刊1面コラム「編集手帳」を担当
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アイアイ

15
9・11や闘牛病に小泉首相、愛子さまがお生まれになった、漢字は「戦」2001年。 「犠牲=ある目的のために生命やかけがえのないものを提供すること」犠牲者の表現には確かに違和感を今更発見。「続・明治世相こぼればな史」「半日の客、一夜の友」紹介された本読みたい。裏見のコラム、面白い。▽図書館2015/10/29

Shin

6
『名文どろぼう』『「編集手帳」の文章術』ときて、やっぱり竹内さんの文章って心地良いのよねということで『編集手帳』そのものにも手を出してしまった。毎日、風呂に浸かりながら少しずつ読む。第1集は2001年のコラムが収録されているが、同時多発テロ、小泉内閣などをキーワードにそのころ世相と重なって自分の姿も思い出される。文章を残すというのは、当たり前だが記録と記憶を残すということなのだな、と思う。その営みを毎日続けることの重みを味わえる。2013/03/16

KAZOO

4
新聞コラムの筆者の中では、何人かの好きな筆者の一人です。これも半年毎に出版されて、いま24巻が出ているところです。ずっと積読状態にあったのですが、辰濃さんの本などが一服した感じなので、読み始めています。天声人語よりも短い文章にエッセンスが凝縮されており、簡潔な文のお手本になります。2013/08/01

かっぱえびせん袋のおじさん

2
投稿にチャレンジしようかなとコラムを読んでみた。文章のまとめ方の参考になった。2011/11/25

りゅか

1
気になった文章を書き写している。まずは第一集終了。池田小で八人の子どもたちが狂った刃の犠牲になり、米国では三千人以上の人たちがテロで命を落とした。悲しい記録に改めて悲しい思いがする。2012/12/16

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