内容説明
東大生の学力崩壊は本当か?東大バッシングの心理とは?東大は民営化すべき?「教養」と「知」の復権に対する東大の役割とは…。多彩な論者が「東大」と「東大生」で激突する。
目次
1 学力崩壊は東大に及ぶ(学力低下で国が滅びる;東大入試と東大生―東大生はどのように生まれるのか? ほか)
2 「東大」は羨望の的?揶揄の対象?(教養からの逃走と教養への逃走;“アソビの劣等生”大学 ほか)
3 知の復権に向けて(だから「知」ってなんなのさ;東大教養学部「知の技法」を笑う ほか)
4 解説―苦労するおぼっちゃま
著者等紹介
竹内洋[タケウチヨウ]
京都大学大学院教育学研究科教授。1942年生まれ。京都大学教育学部卒業。96年に『日本のメリトクラシー』で第39回日経経済図書文化賞を受賞。専攻は教育社会学
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